09 Nov擬似恋愛

今から思えば彼と私は
「擬似恋愛」をしていたのだろうと思います。

その時はもちろん、本気だったのですが・・・。

無料出逢い系サイトで知り合った
彼と私が恋愛という方向に傾いて行ったのは
普段から大勢では出かけていたのですが、些細なキッカケから
2人きりで出かけることが増えていった事に起因します。

2人で出かけたり、食事をすることで
「共通」「共鳴」といった感情を刺激しました。
彼のことを「好きかもしれない」そんな風に思っていきました。

心のどこかでは
「急な関係性の変化でそう思い込んでいるだけではないか」
とも感じたのですが、そんな冷静な判断は1人で居る時だけ。
イザ彼と会うと「会っている時間」に必死になっていたと思います。

彼もまた私に対して態度が少しずつ変わって行きました。

「彼が好き」そう思い始めた頃、彼と私は
「直接的な繋がり」を持つようになりました。
そして繋がりを持った後で感じたのは
「喜び」ではなく「罪悪感」でした。

それは恐らく、心底彼のことを思っていないからこそ芽生えた
感情だったと思います。

「軽い」といわれてしまえば何とも返せませんが、
その時は確実に「好き」だと思ったんです。

2人の関係が一気に変化を見せたことで
「恋愛感情」を持ったような錯覚に陥った2人。

そしてお互いに罪悪感をもってしまった2人。
折角出会いがあったのですが残念なことに、
友達にももう戻れないところまできていました。

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